エクササイズをする2人の女性

「体型が気になりダイエットを決意し、食事制限を始めたり、フィットネスジムに登録してみたけど長続きせずに終わってしまった。」という経験はだれにでもあると思います。
そのたびに「意志が弱いんだ」と自信を無くすこともあるでしょう。

そんなあなたにピッタリなのが“ながら”エクササイズです。

日々の家事に、エクササイズをプラスしてダイエットを目指します。家事だけでもカロリー消費するのですが、エクササイズで筋肉がつき、代謝もあがり痩せやすい体を作ります。

全身の筋肉を鍛えながらダイエットするので健康的です。これからの家事にちょこっとプラスして試してみてください。

“ながらエクササイズ”で大事なポイント

基本的に、大きな動作で体を動かすのと、姿勢良く背筋を伸ばすことを意識してみてください。
大きな動作で行うことでより筋力を使います。また背筋を伸ばすことは正しい姿勢でいようとすることになり、姿勢保持に必要な筋肉(インナーマッスル)を使うことができます。
ぜひこの2点を意識して、エクササイズを試してみてください。

お風呂掃除で「くびれ」をマーク

お風呂掃除は消費カロリーが多い家事の一つです。浴槽を磨くときに、体をひねる動作をプラスすることで、さらにダイエット効果の上乗せが期待できます。

ひねり運動は、お腹の両サイドにある腹斜筋(ふくしゃきん)を使います。この筋肉は腹筋運動では十分に鍛えられず、ひねり運動が効果的です。ひねり運動で鍛えることで、女性らしいくびれを作ります。
ポイントと方法を紹介します。

  • 浴槽の面に向かい合うのではなく、横向きの姿勢から始めます。その時、腰に負担がかからない程度にかがみましょう。
  • 浴槽と反対側の手で磨きます。ポイントは大きな動作でお腹の横がねじれていることを感じることです。

注意してほしいのは、ひねり運動を無理して大きくやり過ぎないこと。ひねりすぎてしまうと、腰や背中を痛めかねません。つらいと感じるのであれば、もう少し小さくしてみると良いでしょう。

洗濯ものを干す動作にスクワットをプラスして「おしりと太もものシェイプアップ」

低い位置にある洗濯かごから洗濯ものを取って干している方にはぜひ取り入れてほしいのがスクワットです。
スクワットはダイエットでも定番の筋トレの一つで、その効果は消費カロリーからもわかるように大きいのが特徴です。

  • 洗濯かごを床に置くなどして、低い位置に置きます
  • 背筋を伸ばして、片足一歩大きく前に踏み出します。
  • 腰を曲げずに、膝を曲げて腰を落とし洗濯ものを取ります。立ち上がるときも膝から伸ばすことを意識してください。

回数は10回くらいで踏み出す足を左右入れ替えましょう。

今度こそ“ながらエクササイズ”でダイエットを成功させる!そのために注意したいこと

ながらエクササイズを実践しても、効果が激減してしまうケースがあります。それは筋力の左右バランスが偏っているケースです。正しく筋力をつけるためには、左右のバランスがとれていることが良いです。
日々の姿勢や荷物をもつ手を意識してみると、正しく美しい姿勢にも繋がります。ぜひ今日から実践してみくださいね。