
炊事は肌荒れの天敵
炊事仕事はできるママの専売特許。
でも毎日の炊事仕事は確実に手の肌荒れを引き起こします。
お母さんの手を思い出してみてください。冬はあかぎれを起こして乾燥してカサカサ。
なんでこんなに荒れているのか不思議な人もいたのではないでしょうか。
それは毎日の炊事が与える肌へのダメージなんです。
手は思った以上にデリケート
みなさんは手タレってご存知ですか?
手専門のタレントの事です。主に指輪のコマーシャルだったり、台所用洗剤のコマーシャルで
美しい手の人が出てくることってありますよね。それが手タレと呼ばれている人たちです。
手専門のタレントさんは手のお肌のケアをとっても入念に行います。クリームで保護することはもちろん、
一日の大半は手袋をして紫外線や肌の乾燥から肌を守ります。そして炊事を行わない人もいらっしゃるんです。
炊事をしても必ずゴム手袋をして肌を保護しています。
炊事の恐怖
なぜ炊事でそこまで手の肌が荒れてしまうのでしょうか。それは常に水を使う仕事であるからという事。
例えば料理をする時って必ず手を洗いますよね。水を使うから乾燥しないんじゃないかと思う人もいると
思いますが、手をあらうという行為は手の肌を保護している脂分も洗い流してしまうという事。
そのため料理をすると手が荒れてしまうのです。
そしてもう一つとてもダメージが大きい物が洗い物。油汚れってなかなか落ちないですよね。
みなさんはどうやって油汚れを落としますか?台所洗剤をこれでもかってほど付ける人もいれば、
油汚れってお湯を使えば結構落ちるので、お湯で洗い物をするケースもありますよね。
そのどちらも手の肌にとってはとってもダメージが大きい物。
どちらも手の脂分をそぎ落としてしまうのです。肌は皮脂という脂分で守られています。
乾燥しがちな時でもこの皮脂のお陰で肌の乾燥を防ぐのです。しかしお湯を使うと
この皮脂まで流れ落ちてしまうので、肌がかなり乾燥してしまうのです。
肌を守るには
炊事を行いつつ肌を守るためには、洗い物をする際にゴム手袋をして
なるべくお湯や洗剤に肌を晒さないという事が重要です。もし素手で洗い物をしてしまった場合でも、
必ず手がしっとりしているうちにハンドクリームを塗るのがいいでしょう。
こまめにケアすれば美しい肌をキープすることが可能です。是非みなさんも実践してみて下さい。